コロ

愛犬のコロが昨日、天国に旅立ちました。
18年になるコロ。俺が4歳のときに迷い込んで来たコロ。

そっけない態度だったけど、嫌いにはなれないコロ。

いつも家に帰ると甘えた声で鳴いて出迎えてくれたコロ。

ここ数年で老衰で立ちながらも足を引きずったりしながらも
いつも番犬の役目を果たしてくれたコロ。

元気な時は抱かれるのを嫌がってたのに、最近は抱いても
暴れずに素直に抱かれていたコロ。

いつも愛らしい目で見てくれたコロ。
でも、撫でたりするといつもお尻を向けてたコロ。

あれは信頼の証なんだよね、コロ？

もう、泣き声も姿も見ることは出来ないんだよ。

天国に旅立つ数日前からはご飯も食べず、水も飲まなかったコロ。

旅立ちの日が近いことを知っていたのかな。

最後の日には、支えがないと立つことも出来ず、トイレにも
行けなかったらしい。

最後は、眠るように天国に旅立ったようです。

最後に見送ってあげれなくてごめん。

考えると涙が止まらない。この日記を書きながらも涙が出てくる。

親に電話して見送れない代わりに俺の匂いのついたシャツを
掛けておいて貰った。

コロなら分かってくれるよね。

天国に行ってからは、家の中で花と好きだったジャーキーを
置いておいた。
天国に持っていけた？

最後には葬儀屋に頼んで祭壇を組んでもらって供養してもらったらしい。

俺は見れないので写真を頼んだ。

母親から、昼に「きょうのあさ、ころがしにました」全て平仮名できた。

全く予想外で思わず泣きそうになった。

でも、頑張って仕事はした。

最後に、コロに聞きたかった。
18年間、幸せだったのかと。

コロ、俺は幸せだったよ。
18年間お疲れ様。そしてありがとう。

天国では、ウチのおじいちゃん、おばあちゃんがいるから
そこで一緒に待ってて。

まだまだ先の話しになると思うけど、あと何十年後かには
俺もコロのように精一杯、長生きして必ず向かえにいくから。